【注意喚起】安物買いのリスク ・ 安いSSDには注意!

ノウハウと戦略 - 【注意喚起】安物買いのリスク ・ 安いSSDには注意!

皆さん、ネットショッピングで「安いしレビューも悪くないからこれでいいや」なんて思ってポチッた経験、ありませんか?

僕もつい最近そんな体験をしましたが、結果として、まさに『安物買いの銭失い』となってしまいました😅今回は、安価なSSDを購入して後悔したエピソードと、それから学んだ大切なことをお伝えしたいと思います。

ネットワークHDDから外付けSSDに乗り換えたきっかけ

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最初に、僕は家の中のネットワークHDD(NAS)に動画を保存していました。パソコンからNASにアクセスして動画を保存するのは便利でしたが、保存した動画にノイズが入ってしまう問題が出てきました。

またネットワークHDD(NAS)から自分のパソコンへ動画を移動させた時の速度が20MB/sぐらいしかでず移動に時間がかっていたことがストレスでした。

そんなこんなで保存したファイルが壊れてしまうも速度が遅いのは本当に嫌ですし、何のために保存しているか分からないですよねw

そこで、もっと信頼できる保存方法を探し始めました。

まず調べたのがHDDとSSDの保存期間や耐久性がどれくらいかです。詳しく説明していきます。

HDDとSSDの保存期間や耐久性について

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HDDとSSDの保存期間や耐久性について

デジタルデータを保存するためのストレージとして、HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)はよく比較される存在です。どちらも長所と短所があり、「どちらを選ぶべきか?」という質問に対しての答えは使用目的や優先する点によって変わります。今回は、HDDとSSDの保存期間や耐久性について詳しく解説します。

HDDの保存期間と耐久性

HDDは磁気ディスクを用いてデータを保存するため、機械的なパーツが多く含まれています。ディスクを回転させるモーターやデータを読み書きするヘッドが存在し、物理的に動作するため、どうしても摩耗が発生します。そのため、HDDの耐久性には限界があり、平均して5〜7年が寿命と言われています。

保存期間

HDDの保存期間は、使用状況や環境条件に大きく影響されます。例えば、高温・多湿な環境に置かれていると劣化が早まりますし、頻繁に電源のオン・オフを繰り返すと寿命が短くなる傾向にあります。しかし、正しく使用すれば10年近くデータを保持できることもあります。

耐久性

HDDの耐久性については、物理的な衝撃に対して弱いという欠点があります。内部に精密なパーツが多く、落下などの強い衝撃が加わると故障する可能性が非常に高いです。しかし、HDDは容量が大きく、コストパフォーマンスが良いため、バックアップ用や大量のデータ保存に向いていると言えます。

SSDの保存期間と耐久性

一方、SSDはフラッシュメモリを用いてデータを保存するため、機械的な動作部分が存在しません。そのため、物理的な摩耗は発生せず、衝撃に対して非常に強いのが特徴です。平均的な寿命はHDDよりも長く、5〜10年と言われていますが、書き込み回数に依存するという特性があります。

保存期間

SSDは書き込み回数に限界があり、寿命は「書き込み回数」に依存しています。具体的には、NANDフラッシュメモリの「セル」にデータを書き込むと少しずつ劣化し、最終的には書き込み不能になります。ただし、日常的な使用においては、SSDの寿命が短くなることはそれほど心配する必要はありません。多くのSSDは「ウェアレベリング」という技術でセルの劣化を均等化し、長寿命化を図っています。

耐久性

SSDは物理的な衝撃に強いという点が大きなメリットです。可動部がないため、落下や振動による故障のリスクがHDDに比べて圧倒的に低いです。また、温度変化にも比較的強いですが、フラッシュメモリ自体の劣化は避けられません。SSDは読み書きの高速性からOSのブートドライブやゲームのインストールに向いていますが、長期保存には注意が必要です。

HDDとSSD、どちらが優れている?

HDDとSSDにはそれぞれ異なる利点があります。例えば、大容量でコストパフォーマンスが良いHDDは、映画や写真など大量のデータを長期間保存するのに適しています。

一方、SSDは高速な読み書きが可能で、PCのシステムドライブとして利用するのに最適です。

HDDは物理的なパーツの摩耗や衝撃に弱いため、バックアップとしての使用では物理的に安全な場所での保管が推奨されます。

SSDは摩耗部分がないため衝撃に強いものの、フラッシュメモリの書き込み回数に制限があることから、頻繁に書き込みを行う用途では計画的な交換が必要です。

今の自分にはどっちがいい?

データを長期間安全に保存するためには、クラウドストレージを活用するのも一つの方法ですが動画をクラウドストレージで管理しようと思うと月額の費用もかかってきます。

いろいろ調べた結果、「外付けSSDを使うのが手軽でいいんじゃないか」と考えました。そして、Amazonで評価が高く、価格も手頃なSSDを発見!レビューも「使いやすい」「転送が速い」と良い評価が目に付き、即座に購入を決めました。

実際に詐欺SSDを使ってみて感じた違和感

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詐欺SSDをつかってみた
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ヒロ

この6500円ぐらいの値段で4TBってめっちゃ安いやん!!

こんな甘い話は無いですね。

届いたSSDを使い始めてすぐに問題が発生しました。まず、ファイルの転送速度がとてつもなく遅かったんです。そして、頻繁にエラーが出ることもありました。

この時点で、「これは何かおかしいな」と思い、Amazonのレビューを再度確認しました。(ちなみにアマゾンレビューの高評価が多かったので購入に至った経緯もあります)すると、低評価のレビューに「転送が全然速くない」「すぐエラーが出る」「使い物にならない」などのコメントが目立っていました

やっぱり、安いからといって簡単に飛びついたのは間違いだったかな…と後悔し、返品申請をしました。幸いなことに、返品と返金はスムーズに進みました。

最近そんな詐欺商品があるのか確認すると・・・。

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これ怪しさ満載ですね。30TBで8000円ってありえないですね。更に見てほしい所が評価です。★5で4706件の評価があるので「これは安心だ」と思いますよね。

ではレビューページを見てみましょう。

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見てください。★1つは0%なのに実際には★1つのレビューがあります。

他の方もこの状況に不信感を抱いておられます。

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ヒロ

私もアマゾンは気に入っててよく使っています。ですがこうゆう商品もあるということを理解したうえで上手に付き合っていくのが良いと思います。

アマゾンで買った商品の返品方法

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アマゾンで商品を購入したけれど、思ったものと違ったり、故障していた場合には返品が可能です。ここでは、アマゾンでの返品手続きを簡単に説明します。

ステップ1:アマゾンにログイン

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まず、アマゾンの公式サイト(またはアプリ)にログインしましょう。自分のアカウントにアクセスすることで、購入履歴にアクセスできるようになります。

ステップ2:「注文履歴」を開く

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次に、画面上部の「注文履歴」をクリックします。ここから返品したい商品を探し、「商品の返品」をクリックします。

ステップ3:返品の理由を選ぶ

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商品を選択したら、返品の理由を選びます。選択肢の中から該当するものを選んでください。例えば、「商品が破損していた」や「思ったものと違った」などが選べます。

ステップ4:返品方法の選択

返品の理由を選んだ後、返品方法を選ぶ画面が表示されます。商品を集荷してもらうか、コンビニや指定の配送業者に持ち込む方法があります。自分にとって便利な方法を選びましょう。

ステップ5:返品ラベルの印刷

返品方法が確定したら、返品ラベルを印刷します。返品ラベルは商品に貼って、指定の方法でアマゾンに送り返します。印刷ができない場合は、配送業者で対応可能な場合もありますので、その場合は指示に従いましょう。

今回の画像は別の物なので参考にはならないですが、返品する時にラベルを印刷したような気もしますが忘れてしまったので指示に従うとスムーズにできると思います。

ステップ6:返金の確認

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商品がアマゾンに到着し、検品が終わると返金処理が始まります。通常、数日以内に返金が完了します。クレジットカード払いの場合、明細に返金が反映されるまでに少し時間がかかることがあります。

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これで返品処理は終了です。結構簡単に出来ますので詐欺商品はとっとと返品してしまいましょう!!

注意点

返品には期限があることが多く、通常は商品到着から30日以内に手続きを行う必要があります。また、商品が開封済みであっても返品可能な場合が多いですが、条件があるため返品ポリシーを確認することをおすすめします。

再度購入 – 今度は「しっかりしたメーカー」から選択

その後、再び外付けSSDを購入することにしたのですが、今度は「しっかりしたメーカー」の製品に焦点を当てました。しかも、組み立て式の外付けSSDケースと、中に入れる信頼性の高いSSDを別々に購入することにしました。この方法は少々面倒ではあるものの、自分でSSDの性能を確認できる点が安心です。

こちらは私が今回再度購入した商品。

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hp2TBSSDと外付けケース
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SSD外付けケース

自分が使っているパソコンもHPだったので安心感があります。

この商品をポータブルSSDのように組み立てていきました。でも説明を見たら簡単に出来たのでそこまで難しく無いと思います。詐欺商品を買うより断然マシですww

hp製2TBSSDを外付けSSDケースに取り付け

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外付けケースにSSD取り付け

専用のドライバーも付いていたので小さいドライバーを購入必要もありません。まずSSD外付けケースのネジを外します。

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外付けケースにSSD取り付け

手前のネジを外します。

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oppo_34

外付けケース内はこのようになっています。次にHP製2TBSSDを取り付けていきます。

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外付けケースにSSD取り付け
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外付けケースにSSD取り付け

SSDを右側に差し込み左側は外付けケースに入っていた止めるゴムのようなもので固定しました。

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外付けケースにSSD取り付け

取り付けたものをパソコン自体にボンドで貼り付けて使っています。

結果として、転送速度は非常に速く、エラーも全く出なくなりました。この経験を通じて、「良いものには理由がある」と改めて実感しました。

まとめ – 詐欺商品に騙されず賢い選択をするためには?

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今回の失敗を通じて、僕が学んだことは「安物に飛びつくと、かえって損をする」ということです。もちろん、安くて良いものが見つかれば最高です。でも、安さだけを基準に選んでしまうと、僕のように結局返品する羽目になったり、最初から安くなかったらと考えれば損になったりすることがあります。

見極めのポイントは

  • レビューを鵜呑みにしない(★1のレビューを必ず見る)
  • 容量と価格のバランスが明らかにおかしいものは買わない(30TBで1万とか詐欺)
  • もし買ってしまっても返品もできるということを覚えておく

だからこそ、少し高めでも信頼できるメーカーや、自分で中身を選んで組み立てるタイプのものを選ぶのが安心だと思いました。特に、データの保存のように重要なことに関しては、「価格」よりも「信頼性」を優先することが大切でしたね。

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ヒロ

「内容が同じなら安い方がいいのは当然ですが、見極めが大事です。ネットのレビューは賛否両論ありますが、きちんとリサーチすることで失敗を防ぐことができます。そして、データ保管のような重要なものには、ケチらずにしっかりしたものを選びましょう。長い目で見ると、時間や手間、ストレスを減らすことができますよ。」

今回の経験を通じて、安価な製品には注意が必要だと痛感しました。

次回の買い物では、安さだけに目を奪われず、品質をしっかり見極めて選択することを心がけようと思います。それが、長い目で見て「賢い選択」をするための第一歩だと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました😄

この記事があなたの選択での失敗を防げたらと思います😄

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